TAP緊急事態での車椅子事前評価フォームは、緊急でない状況での事前評価で用いるものの簡易版です。これには緊急時の使用に関する情報が含まれています。
この事前評価フォームの内容は:
- 事前評価インタビュー:一時的使用か、あるいは長期的使用かの、車椅子の選択に役立ちます
- 健康状態と座る能力かんたんチェック:優先的なフォローアップ計画が必要な人かどうか見定めるためのものです
- 適合:選択した車椅子の下準備およびフィッティング確認などです
- 計画:何を教えるべきか、紹介・相談が必要かどうか、およびフォローアップの必要性について計画します
供与場所の設営
可能なかぎり、緊急時の車椅子は、既存の救急医療、外科やリハビリテーションサービス内で、かつ他の保健サービスに近い場所で供与されます。
以下へのアクセスを確保することが重要です:
- 人目に触れない場所に設置された、アクセスしやすいトイレまたはトイレ用椅子
- 褥瘡がないか皮膚を確認するための、間仕切りされたエリア

既存の保健サービス

保健サービス近くの仮設供与場所
サービス供与の迅速さ
サービスを迅速にするには、以下を検討してください:
- 以下には別べつの人やチームが当たる:
- 事前評価/フィッティング
- 使い方の教習
- 技能教習の主導者や支援者として、経験豊富な車椅子ユーザーの参画を得る
- 可能であれば、車椅子ユーザーにはグループ対象の技能教習を実施する
- 車椅子技能教習用に、凹凸のある地面、坂、段差を備えたスペースを確保する
- 教習スペースは事前評価およびフィッティングのエリア近くに設ける

各サイズの車椅子を組み立てておく
車椅子の種類ごとに、利用可能なサイズにつき1台ずつを組み立てておいてください。これにより、適切なサイズの選択が速まります。
本人が待機している間の採寸および車椅子の発注は、このモジュールでは取り上げていません。
採寸に関する詳細は、WHO車椅子サービス教習パッケージを参照してください。

質問
緊急状況では、ニーズへの迅速な対応が重要です。
以下のうち、適切な車椅子の選択を速めるために役立つのはどれでしょうか?
当てはまる答えをすべて選んでください。
a、b、eを選んでいれば正解です!
個人のニーズに合った適切な種類とサイズの車椅子の選択を速めるには:
- 車椅子を供与場所の近くで保管してください
- 車椅子とクッションは種類とサイズ別に保管してください
- 車椅子を各サイズ、組み立てておいてください
c と d は誤りです。
車椅子の使い方教習で、経験豊富な車椅子ユーザーがを主導または支援し、車椅子の供与場所近くのスペースを使用しても、車椅子の選択を速めることにはなりません。
そのかわり、車椅子の使い方の教習進度を上げることができます。