
多くの人が、必要とされる支援製品にアクセスできるよう支援する役割を担っています。例えば:
- 支援製品を必要とする本人およびその家族
- 支援製品が有益な人を見定め、支援製品サービスに紹介・相談する人
- 本人といっしょに適正な支援製品を供与する、教習を受けた人材
- 各々の役割をもって支援製品利用者を支える、地域の人びと
- 例えば、公的制度を通じて支援製品を手に入れられるようにし、公共スペースや公共交通機関を支援製品の利用者がアクセス可能にする、指導や決定に当たる人びと
マイケルに出会う
マイケルは生まれつき目が見えません。学校に通い始めたころ、両親は障害者を支援する地域団体について知りました。両親はその団体に連絡を取り、支援を求めました。
支援ワーカーがマイケルと家族を自宅に訪問しました。この訪問でマイケルと家族は、かれが自力で移動できるよう望んでいると説明しました。支援ワーカーは、マイケルには白杖が役立つだろうと提案しました。マイケルが支援団体のセンターで事前評価を受けるための面接予約が取られました。
マイケルには白杖が供与され、かれはそれを使って学校へ行き帰りし、教室や遊び場を安全に移動しています。
支援ワーカーはクラスの他の子どもたちに、白杖の使い方や、教室や校庭でマイケルが安全に移動できるように手助けする方法について話しました。今ではみんなが、校内の廊下や通路に障害物を置かないよう、しっかりと心がけるようになりました!
質問
- どんな人びとが、マイケルが白杖にアクセスできるよう支援しましたか?
- 各々はどのような役割を果たしましたか?
- マイケルの両親:支援団体に連絡を取り、家庭訪問でマイケルを支援しました
- 地域団体の支援ワーカー:マイケルを訪問し、かれの事前評価を段取りました
- マイケル:自分で移動できるようになりたいと説明しました
- マイケルの教師と同級生:マイケルが学校で白杖を使うのを支援し、廊下や通路の障害物を減らすよう取り組みました
マティアスを覚えていますか?
マティアスには糖尿病があり、地元の診療所の看護師と定期的に面談しています。
ある面談で、看護師はマティアスが歩くと不安定なことに気づきました。マティアスは、すぐに疲れるので歩くのが大変だと説明しました。
看護師はマティアスを診療所の地域ワーカーに紹介しました。地域ワーカーは移動性スクリーニングを実施し、マティアスには歩行支援用品を使い、足を保護する適切な靴について助言するのが有益だと判断しました。歩行支援製品の評価後、地域ワーカーはマティアスに歩行車を供与しました。
マティアスは、その教会で歩行支援製品を使う人では二人目でした。教会委員会は、だれもがアクセスしやすくなるようスロープの設置を決めました。
診療所でのフォローアップ面接中、地域ワーカーはマティアスに、セルフケア (排泄や身体を洗うなど) をどうしているか尋ねました。マティアスは、尿失禁があり外出を止めていると答えました。看護師による事前評価後、マティアスには外出で使う吸収性布製品が供与されました。マティアスはいま、自信を持って外出しています。
質問
- どんな人びとが、マティアスの、支援製品へのアクセスと利用への支援に関わりましたか?
- 各々はどのような役割を果たしましたか?
- 看護師:マティアスには支援製品が有益だと気づき、かれを移動性スクリーニングのために地域ワーカーへ紹介・相談し、後に失禁問題の事前評価を支援しました
- 地域ワーカー:マティアスに歩行支援製品の事前評価を実施し、その後セルフケアのニーズについて尋ねました
- マティアス:歩くのが大変だと説明し、後には失禁のため外出したくないと述べました
- 教会委員会:マティアスが、教会で歩行支援用品を問題なく使えるように配慮しました
ここまで見てきたように、多くの人びとが、必要とされる支援製品へのアクセスを支援する役割を担っているのです。


