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緊急事態

計画と選択

レッスン: 2 (全6回)
トピック: 3 / 3
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事前評価の後、本人と計画を立ててください。いっしょに決めることは:

  • 車椅子が必要かどうか
  • 重量制限や選択したオプションなどの、車椅子の設定
  • クッションの種類
  • 他のサービスへの紹介・相談が有益かどうか
  • 優先的なフォローアップが必要かどうか

事前評価フォームの「計画」の部。

TAP緊急事態での車椅子選択・フィッティング表を活用して、本人と計画を完成してください。

TAP緊急事態での車椅子選択・フィッティング表

車椅子を供与する

事前評価フォームの「車椅子供与」欄。

フィッティング確認表を完成したあと必要な調整を加え、安全であれば本人に車椅子を供与してください。

車椅子とクッションのフィッティングを確認するやり方は、次のレッスンで学びます。

以下を含め、車椅子のサイズと設定を記録してください:

  • 座幅
  • シート (座面) 奥行き
  • 駆動輪位置
  • バックサポート (背もたれ) の位置

車椅子のシート (座面)幅 (左右方向) が強調表示されたもの。

座幅

車椅子のシート (座面) 奥行き (前後方向) が強調されたもの。

シート (座面) 奥行き

活動

選択した車椅子を使い:

  • 座幅とシート (座面) 奥行きの計測を練習してください
  • 駆動輪位置とバックサポート (背もたれ) 高さを確認してください
  • 結果をフォームの「計画」欄に記録してください

みな同じ計測値になりましたか?

車椅子のオプションを選択する

事前評価フォームの「車椅子のオプションを選択」の欄。

以下を含め、オプションをすべて選択してください:

  • クッションの種類および枚数
  • 脚の支えの種類 (必要な場合)

オプションを選択する際には、車椅子選択表を確認してください。

教習

事前評価フォームの「教習」の欄。

本人に、車椅子の取り扱い、使用、手入れのやり方を教えることは重要です。

車椅子を持ったことがある人には、すでに知識があるでしょう。

車椅子ユーザー用情報リーフレットを紹介し、どの情報が役立つかを本人と判断してください。

保健従事者が椅子に座り、車椅子に座っている子どもと、その隣の腰掛けに座っている母親に話しかけている。

使用環境

事前評価フォームの「使用環境」の欄。

その他の支援製品

車椅子でのアクセスや移乗に困難がある場合、他の支援製品が役立つ可能性があります。

質問

以下の支援製品のうち、自宅や地域での移動を支援するものはどれでしょうか?





すべて正解です!

スロープは、段差を行くのが難しい人の建物への出入りや、そこでの移動を支援します。

車椅子を使う男性が仮設スロープをこぎ上がり、別の男性が押し手を持って介助している。

スロープは、車椅子利用者の乗り物、バス、列車へのアクセスを支援することもできます。

トイレやシャワーにアクセスできない人には、トイレおよび/またはシャワー用椅子が有益なことがあります。

レイフが、妻のヴェルナが、ベッドから着脱可能なバケツ付きのトイレ用椅子へ移乗するのを介助しています。

手すりや移乗板も、車椅子へ/からの移乗の補助になります。

必ず、どの支援製品が本人に適するか、話し合ってください。

環境を調整する

移乗面どうしの高さの違いは、移乗をより困難にします。

斜面上では、バランスを取ったり持ち上がったりが難しくなります。

本人といっしょに、移乗面どうしを同じ高さにするように環境を調整できるかどうか話し合ってください。

紹介・相談とフォローアップ

事前評価フォームの「紹介・相談」および「フォローアップ」欄。

以下の保健ニーズには、すべて紹介・相談の計画を立ててください:

  • 創傷ケア
  • 失禁の事前評価
  • リハビリテーション
  • その他の支援製品

続いて、優先的にフォローアップする必要性について計画を立ててください。

それでは、一人ひとりの異なるニーズと、各々に最適な計画が何かを考える練習をしましょう。

以下のベルニラとイシャディに関する情報を読み、活動を完了してください。

活動

Bernilla, a woman with dark hair that is beginning to grey.

ベルニラに出会う

ベルニラは66歳、アランと結婚しています。ベルニラはハリケーンで倒木の直撃に遭った後、救助されました。

ベルニラは右足首と左下腿を骨折しており、歩けません。

ベルニラは保健従事者といっしょに、400mmの座幅と440mmのシート (座面) 奥行きを選択しました。

ベルニラは医療従事者といっしょに、さまざまな車椅子を見ています。記入済みの、ベルニラへの事前評価インタビューに目を通してください。続いて、ベルニラのための計画を完了するために、質問に答えてください。

ベルニラは55歳以上の女性で、体重は65キログラムです。彼女は右足首と左下腿を骨折しています。短期間、歩行ができません。彼女は自宅内および周辺地域で車椅子を使いたいと考えています。彼女は車椅子からトイレ、シャワー、または浴槽へ移動します。褥瘡はなく、感覚の喪失もなく、体重移動に困難はなく、過去にも褥瘡の経験はありません。尿や便の漏出の困難はありません。彼女は両脚の腫れを軽減する必要があります。彼女はまっすぐに座って安定感があります。

1. ベルニラには、どの種類の車椅子が適していますか?




aを選んでいれば正解です!

ベルニラは負傷しており、治癒するまでの短い間、歩行が困難になります。ケガが治癒するまでの移動支援に、一時的使用のための車椅子が必要です。

ベルニラは、さまざまなバックサポート (背もたれ) 位置の車椅子をこいでみました。低い背もたれでこぐとまっすぐに座っているのが難しいと感じたため、高い背もたれを選択しました。

ベルニラの車椅子の重量制限は100kgです。

2. この重量制限はベルニラに合っていますか?



「はい」が正解です!

ベルニラの「本人に関する情報」の項目に、彼女の体重が65キログラムと記載されている。

3. ベルニラには、オプションからどのクッションを選びますか?



車椅子クッションが正解です!

ベルニラには褥瘡がなく、褥瘡の危険もありません。ベルニラには車椅子クッションが適しています。

4. ベルニラには何枚のクッションを勧めますか?



一枚が正解です!

ベルニラには漏出がありません。彼女に替えのクッションは必要ありません。

5. ベルニラには、どのような脚の支えが有益でしょうか?




脚部挙上機能が正解です!

ベルニラがケガからの腫れで困っている場合は、両脚への脚部挙上機能が有益な可能性があります。

彼女は、足を椅子に乗せて支えたり、ベッドで休んだりすることも可能です。

重要なことは、ベルニラと話し合い、彼女がじゅうぶんな情報を得たうえで選択できるようになることです。

6. ベルニラに教えるべき重要なことは何でしょうか?

当てはまる答えをすべて選んでください。






a、c、d、eを選んでいれば正解です!

ベルニラは、初めて車椅子を受け取ります。車椅子の取り扱いや手入れのやり方、そして自分の使用環境での、車椅子のこぎ方や移乗方法を学ぶことが重要です。

b は誤りです。

ベルニラには、褥瘡が発生・悪化する危険はありません。皮膚のケアを教える必要はありません。

ベルニラの事前評価インタビューに目を通してください。

7. ベルニラのアクセスや移乗を支援するものには、他に何が考えられるでしょうか?

当てはまる答えをすべて選んでください。







c を選択していれば正解です!

ベルニラには浴室へのアクセスが、車椅子で出入りするには、戸口が狭すぎて困難です。自宅の人目に触れない空間に、移動式トイレ/シャワー用椅子を設置するのが可能な解決策でしょう。

8. ベルニラにとって有益な紹介・相談先は何でしょうか?

当てはまる答えをすべて選んでください。






cとdを選んでいれば正解です!

ベルニラには、トイレ/シャワー用椅子の事前評価が有益である可能性があります。また、歩行の再習得を支援するリハビリテーションも有益である可能性があります。

9. ベルニラにはどのようなフォローアップ計画が適しているでしょうか?

当てはまる答えをすべて選んでください。




aとcを選んでいれば正解です!

車椅子を受け取った人にはだれにでも、自宅や地域での車椅子の使用に困難があった場合は、相談に戻るよう奨めてください。

ベルニラは、ケガが治癒するに伴いニーズが変化する可能性があるため、フォローアップ面接が有益です。

b は誤りです。

ベルニラには:

  • 褥瘡の危険はありません
  • 車椅子に安全に座るために追加の支えは必要ありません

したがって、彼女には優先的にフォローアップする面接予約は必要ありません。

質問

幼い少女イシャディが、両親といっしょにいる。

イシャディに出会う

イシャディは10歳、脳性麻痺があります。両親と同居しています。武力紛争のさなか、イシャディと両親は戦闘から逃れるために家を離れなければなりませんでした。かれらは仮設キャンプで生活しています。

イシャディは歩くことができません。家族が彼女を仮設診療所まで抱えてきました。

事前評価で、イシャディは子ども用サイズの車椅子に試乗しました。その車椅子でまっすぐに座るのは困難でした。身体が横に傾き、前方に滑り始め、車椅子から転落する危険がありました。

イシャディは車椅子に座り、身体が横に傾いてアームサポート (ひじ掛け) にもたれかかっている。腰がシート (座面) の上で前方に滑り、足はフットレストから滑り出ている。

記入済みの、イシャディへの事前評価インタビューに目を通してください。

記入済みのイシャディの事前評価フォーム。彼女は脳性麻痺があり、歩行不能で長期的に車椅子が必要です。自宅および地域での車椅子使用を希望しています。自力での移乗はできません。褥瘡はなく、感覚障害もなく、体重移動に困難はなく、過去に褥瘡の発生歴もありません。イシャディは時おり尿漏れを経験します。追加の支えなしで座ると不安を感じます。

イシャディには、どの種類の車椅子を供与すべきでしょうか?




c を選択していれば正解です!

イシャディには長期使用のための車椅子が必要です。しかし、車椅子から転落する危険があります。追加の支えがない車椅子を供与するのは安全ではありません。

可能であれば、より支えの大きい座位保持についてイシャディを紹介・相談してください。

イシャディと両親には、追加の支えと優先的にフォローアップする計画がなければ、車椅子に乗っても安全ではないことを説明してください。待機リストに登録するため、両親に詳しい連絡先を尋ねてください。

レッスン2を完了しました!