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移動

移動性と健康の危険かんたんチェック

レッスン: 3 (全6回)
トピック: 1 / 5
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このトピックでは、移動支援製品スクリーニングの最初の部分を完了するやり方を学びます。

Service provider carrying out assessment interview with a man and his wife. Everyone is seated and facing each other.

まだ用意していなければ、以下をダウンロードして印刷してください:

フォームをダウンロードできなくてもご心配なく。モジュールを進むに従い、フォームの各質問が明確に表示されます。

TAP移動支援製品スクリーニングフォーム

移動性スクリーニングフォームは、スクリーニング時の手引きとして役立つかんたんなツールです。

このフォームには、移動に困難がある人への、以下を見出すための質問が盛り込まれています:

  • スクリーニングフォームに載っている移動支援製品が、その人にとって有益かどうか
  • 保健医療専門家、リハビリテーションサービス、義肢装具サービスその他の支援への紹介・相談が必要かどうか

:左のアイコンがフォームに表示されていたら、それは本人を紹介・相談する必要がありうるという意味です。

このスクリーニングの焦点は移動支援機器です。しかし、移動支援機器を使用する人には、他の種類の支援製品も有益な可能性があります。

フォームの終わりには、本人に関して注記したり計画を立てたりする欄があります。

それでは移動性スクリーニングの各項目を見ていきましょう。

本人に関する情報

はじめは本人の連絡先、ジェンダー、年齢など、基本情報の収集です。

移動性と健康の危険かんたんチェック

移動機器を供与する前に重要なことは、さらに調査および/または管理が必要となりうる、移動性や健康上の危険がないか確認することです。

フォームの移動性・健康の危険の項。

スクリーニングフォームのこの項目を活用し、移動性や健康上の危険があるかどうか確認してください。

急激な移動性の喪失

以下を本人に尋ねてください:

移動性の大きな低下が、過去3か月以内にありましたか?

移動性の急激な喪失は、評価と治療が必要となる健康条件 (疾患) が生じている可能性を示しています。

保健および/またはリハビリテーションの専門家に紹介・相談し、さらに助言を求めてください。

それでも本人に移動補助機器が役立つ可能性があるため、スクリーニングは完了してください。

振り返り

知っている人で、急に健康を損ねるか、移動性を失った人は思い浮かびますか?

その人に、健康条件 (疾患) はありましたか?

子どもの移動性

以下を幼児の両親か保護者に尋ねてください:

そのお子さんは2歳以上で、まだ歩き始めていないですか?

2歳になるまでに、多くの子どもは自力で歩けるようになります。

2歳を超えてまだ歩けない場合は、保健専門家やリハビリテーションサービスへ紹介・相談するか協議してください。

早期の紹介・相談は、子どもの能力を最大限に伸ばすために最良の機会をもたらします。

長いスカーフで頭と体を覆い、腰に子供を抱えた女性が微笑んでいる。

転倒の危険

以下を本人に尋ねてください:

転倒が心配ですか、またはしばしば転倒しますか?

自分のバランスに問題がある場合、転倒が心配かもしれません。

転倒は、特に高齢者にとって危険です。負傷する可能性が高く、回復にもより時間がかかります。

転倒の危険は、視覚や聴覚の低下、思考や記憶力の低下、フレイル (虚弱)、バランス機能の低下といった問題によって、高まる可能性があります。

過去12か月以内に複数回転倒した高齢者は、再び転倒する危険があります。

移動支援製品やその他の支援製品が、転倒予防に役立つかどうか話し合ってください。

総合的な転倒評価のために、かれらをリハビリテーションサービスに紹介・相談することも可能です。

丈夫な靴を履いた女性、ソフィアが、歩行車の助けを借りて歩いています。

Meet Sofia

ソフィアは68歳、最近、自宅で何度か転倒しました。事前評価の結果、ソフィアは移動補助に歩行車を支給されました。彼女は地元の店へ歩くのを楽しんでいましたが、その後、夜トイレに行く途中でまた転倒してしまいました。

活動

以下のうち、どれを行なうことがソフィアの役に立ちますか?

正しい

リハビリテーションサービスには、ソフィアの筋力、バランス、協調運動の向上を支援する、運動療法を提供できます。このサービスはソフィアに、さらに転倒しないための、できる限り安全な環境づくりについても助言できます。

正しい

手すりは、ソフィアがベッドから起きるさい、立ち上がり、バランスを保つために役立つでしょう。

正しい

ソフィアには、他の支援製品も必要かもしれません。例えば、視覚や聴覚に困難があるとバランスが低下し、転倒の危険が増します。ソフィアが転倒して起き上がれない場合、個人用アラームで救援を求められます。

褥瘡 (じょくそう)

褥瘡とは皮膚組織が破壊されることです。通常、背中、腰、坐骨などの骨ばった部位で発生します。

褥瘡は、感覚が失われている人や、動いたり体位を変えたりが困難な人に、よく見られる問題です。

褥瘡を負ったことがある人には、ふたたび褥瘡を負う危険があります。

下の、褥瘡の写真をご覧ください。これらは、褥瘡が変色 (発赤) から始まり、進行するにつれ大きくなり、深くなって、感染に至ることがある様子を示しています。

肌の色が濃い場合、褥瘡の初期段階は見分けにくい場合があります。周囲の皮膚と比べて、熱を持ったり、腫れたりしていないか確認してください。

薄い色の肌では、変色は赤く見えます。濃い色の肌では、変色が青色や紫色になることがあります。

褥瘡の悪化を食い止めるには、緊急の対応が必要です。

足のかかとの皮膚の一部が発赤している。
ステージ1
皮膚の小さな部分が剥けて赤くなっている。
ステージ2
皮膚の全層が失われ、より深い赤色の創傷がある。
ステージ3
Very deep tissue damage. Colour ranges from red to black with infection.
ステージ4

治癒しない褥瘡は、健康への重大な危険です。褥瘡の進行を防ぐには、早期管理が重要です。

以下を本人に尋ねてください:

褥瘡がありますか?

褥瘡がある場合は、そこへの圧迫を避けるよう助言してください。

褥瘡管理について、保健医療専門家に紹介・相談してください。

質問

高齢者で、フレイル (虚弱) かつ体調不良の人がいます。寝かせきりで、体位を変えるのが困難です。その人が、腰に褥瘡があると訴えました。

できることは何でしょうか?





すべて正解です

これら4つは、すべて実施すべき手順です。

足部創傷の危険

移動性スクリーニングフォームのこの項目を活用し、足部スクリーニングが必要かどうか判断してください。

以下を本人に尋ねてください:

足部創傷または下肢を切断した経験がありますか?

過去に足部創傷や下肢の切断を経験し、特に治癒に時間を要した人には、また足部創傷が発生する危険があります。

過去に足部創傷や下肢の切断があった人には、必ず足部スクリーニングを実施してください。

以下を本人に尋ねてください:

次のものがありますか:

  • 糖尿病
  • ハンセン病
  • 心臓および/または腎臓の疾患
  • 足の創傷、傷または腫れ

糖尿病、ハンセン病、心臓および/または腎臓の疾患がある人には、足部創傷が発生・悪化する危険があります。

これらの条件があるか、足に創傷、ケガ、腫れがある人には、必ず足部スクリーニングを完了してください。

以下を本人に尋ねてください:

  • 喫煙しますか?
  • 飲酒しますか?
  • よくはだしで歩きますか?

喫煙や多量の飲酒は、足部創傷が発生・悪化する危険を高め、また足部創傷の治癒を長期化させる可能性があります。

はだしでの歩行は、足が保護されなくなるため、足部創傷の危険を増大させます。

喫煙し、飲酒し、および/またはひんぱんにはだしで歩く人には、必ず足部スクリーニングを完了してください。

質問

イェンセンが立ち、左手に歩行杖を持っている

イェンセンは60歳。立って歩けますが、ときどき不安定さを感じます。転倒を心配しています。

イェンセンには糖尿病があります。1年前に岩で足を切ったが、その傷の治癒には時間がかかったといいます。

イェンセンには足部スクリーニングを実施すべきでしょうか?



はい、足部スクリーニングを実施してください。また、イェンセンが、糖尿病について定期的に保健医療機関を受診していることも確認してください。

受診していなければ、紹介・相談してください。

次のトピックでは、足部スクリーニングを実施するやり方を学びます。